乾物食品部


昆布の産地と昆布漁

こんぶの主な種類と産地
こんぶは寒い地方の海で育つ海藻の一種です。わが国で食用にされているこんぶの約90%が北海道産の物で、1年間におよそ三万トン(乾物)が生産されています。こんぶの品種は産地で区分され、口当たりや持ち味が違います。加工の仕方や料理によって、様々な種類のこんぶが使い分けられています。

@
細布こんぶ 幅が細めで、1年目に採取される。切り口が最も白く、主に機械生産のとろろの原料になる。
A
真こんぶ 厚みがあり幅が広い、こんぶの最高級品。上等な出しこんぶ、塩こんぶ、極上おぼろなどに用いられる。結納品などのかざりにもつかわれる。
B
日高こんぶ
(三石こんぶ)
味がよく、柔らかくて調理し易い。一般家庭向けの出し昆布や昆布巻、煮昆布に適する。
C
長こんぶ 長さが6〜15mと長く、生産量が最も多い。佃煮やおでん用の昆布、はやに昆布などに使われる。
D
羅臼こんぶ 真こんぶとならぶ高級品。出しを取るとにごるが、香が良く、コクのあるだしが出る。独特の強い粘りがあるので、とろろ、おぼろ、松前漬けなどに加工される。
E
利尻こんぶ 真昆布に比べてやや固め。透明で風味の良いだし汁が取れ、会席料理などに使われる。

●だしの種類と取り方 (分量は煮出し汁1人分 150mlに対して)
@昆布だし(6g)
A鰹節だし(6g)
B一番だし(混合だし)
(こんぶ3g、かつお節3g)
C二番だし
D煮干だし(6g)
水に十分に漬けてから火にかけ、ゆっくりと温度を上げ、沸騰する直前に引き上げる。煮すぎると昆布のぬめりが出る。精進料理やすし飯などに用いる。 水を火にかけ、沸騰したらかつお節を入れ、再び沸騰したら火を止める。かつお節が沈んだら、うわずみを取る。吸い物、茶碗蒸などに用いる。 @と同じように、昆布だしを取る。次にかつお節を入れ、一分間ぐらい沸騰させて火を止め、うわずみを取る。すまし汁などに用いる。 一番だしを取った後のだしに、初めの半分の量のみずを入れて火にかける。沸騰したら弱火にして2〜3分煮て、こす。煮物、味噌汁などに用いる。 頭とはらわたを取った煮干をさいて、水に30分つけて火にかける。沸騰後、2〜3分煮て、こす。味噌汁、煮物などに用いる。


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